day by day postscript
日々のあとがき


2001.6.15
旭荘201のレコ発ライブに、塚ちゃんと参加させてもらった。
二人だけのライブは久しぶりだった。以前は何年も二人だけで演っていた。
その当時に二人で作った『プールに飛び込め』と『オープニング・テーマ』を含む
計5曲を二人で、最後の1曲は一人で『ちょっと考えた事』(くらごん作) を歌った。
僕らに続いて Flyday oh!oh!も旭荘201に祝福の演奏。
そして旭荘201の登場。
途中、僕も1曲『君が笑う』を旭荘201の演奏で歌った。
この歌は昨年の秋、”江村健 with 旭荘201”としてライブをした時に出来た歌だ。
最近の僕のお気に入りで、サブタイトルは『旭荘201のテーマ』だと思っている。
この日はたくさんの仲間が旭荘201に参加した。
中でも『跳ねた心』で聴かせてくれた塚田ギターには最高にシビレた!
なんともうれしかった。
本人はケロッとしてたけど。
心跳ねた1日だった。みんなありがとう。

2001.6.13
ニューヨーク・メッツの新庄選手がセサミ・ストリートに出演するという噂。
うらやましいなあ。
子供の頃、セサミ・ストリートのテーマソングを聴きながら、
『セサミ・ストリートってどこにあるんだろう?どうやったら行けるんだろう?』
と、本気で思っていた。
そして、ニューヨーク・メッツは僕の小学生時代のひいきチームだ。
ある日、母がニューヨーク・ヤンキースのユニフォーム柄のパジャマを買って来て、
僕は『メッツのじゃなきゃいやだ』と、泣いて抗議した。 ...と、よく父が語る。
メッツの1973年ラインナップなら今でも言えるかも。何かの役に立つかな。

2001.6.12
町田へ行った。
レコファン、DISK UNION、そして OSCAR という中古CD・レコード屋をまわった。
最近はアメリカから買付けて来たと思われる中古レコードが目に付く。
時々その中にサイン入りが混じっている。
サインと言うよりも、そのレコードの元持ち主の署名だ。
今日買った1枚にも Butt
NeR と緑色のボールペンでしっかり署名されていた。
買って来たばかりの新譜の包装を、思いきり良くびりびりと剥がし、
喜びいっぱいにボールペンでなぐり書きするButt
NeR氏が目に浮かぶ。
その感覚が好きだ。愛着が感じられる。
でも中古盤屋にあるのだから、結局売っちゃってるのだけど。

2001.6.5
表参道FABへ、ビスタコシェッチを見に行った。

始まる前に、向かいのパン屋で『コーヒー牛乳』を飲んだ。
よく冷えていてとてもうまかった。
家では最近よく『抹茶牛乳』を飲んでいる。
この間『ココナッツミルク』のうまいのをみつけた。
牛乳ずきだな。
『さくらんぼカルピス』もうまい。
これは乳製品。

小学生の頃、公園で一緒に遊んでいた『ふゆき君』という友達が、
雲梯の上を歩き、過って落ちて腕を骨折した。大事件だった。
早く骨を治す為にカルシウムを多く摂る事が大切。と、その時に知った。
以来、僕もカルシウムには過剰に反応するようになった。

表参道FABで、くらごんに会った。
骨折していた指は繋がって、力弱く動いていた。

2001.6.3
赤坂LOVEへ、ネタンダーズを見に行った。
その帰りに、『今』について考えた。

神様は『今』だけをくれた。
『未来』なんて全然わからない。自分で操作しきれるものでもない。
『過去』には戻れない。思い出す事は出来ても実際に再び目の前に現れることはない。

そんな『今』を感じる事なく過ごす毎日。
『今』を感じるのは空を眺めるのと似てる。

2001.6.1
高円寺ペンギンハウスへ、DECOY と YUKI GROUP を見に行った。
塚田家のデジカメが無くなったとの連絡あり。
誰かの荷物にうっかり紛れ込んでいて、今頃 見つかっているといいけど。
この夜、高円寺にお集りの皆さん。
もぅ一度、荷物等を確認しましょう。

2001.5.30
恵比寿ガーデンシネマへ、ウディ・アレン監督の 『ギター弾きの恋』を見に行った。
主演 ショーン・ペン、助演 サマンサ・モートン。
不器用な男の描く夢に胸が痛んだ。
主人公のギター弾きの最後のアルバムが聴きたくなった。
だが入手不可能と知り、空想した。

2001.5.24
高円寺で旭荘201のライブを見た。
その後、祐一郎氏とえっこちゃんと3人で中華料理屋へ行った。
えっこちゃんとの様々な共通点を発見した。
そこへ旭荘201とその仲間がやって来た。
数ある店の中で、何故か僕らと同じ店を選んだようだ。
更に、先日の新宿Clubドクターで祐一郎氏と対バンだった人が店の外から覗いていた。
偶然が重なったな。

2001.5.21
夜、ドライブした。
小机、六角橋を通った。かつて原付バイクで通学した道。
近くに大きな新しい道が出来て、この道は久しく通っていなかった。
しかし、辺りは暗くて良く見えず、特に懐かしくもなかった。
横浜を抜けて、ランドマークタワーが正面にそびえた。
根岸森林公園を過ぎ、根岸駅近くのコンビニでブラックジンジャーエールを買った。
かなり生姜の味。
国道16号に入り、磯子を抜け、金沢シーサイドライン沿いに走る。
野島公園が入り江に浮かんで見えた。
気味の悪い逗子トンネルを抜け、鎌倉に着く。
睡魔に襲われ、鶴岡八幡宮付近で仮眠すること2時間。
鎌倉の大仏は車中からは見えなかった。
なので大船へ向かい、大船観音を見た。
いつ見ても怖い。
原宿交差点から国道1号に入り、戸塚を越した辺りで食事をする。
横浜新道、第3京浜に乗って、夜明けと共に無事帰宅。

2001.5.13
先日購入した1927年製のマーチンはとても状態が良い。
しかしケースの方は1927年製ならではのボロさ加減で、役目を果たしていない。
そんなわけで、ギターケースを買いにお茶の水へ行った。
マーチン専門店に行ったが、この年代の型は既に製造されていないとのことで、
いろんな店、いろんな売り場を探し歩き、
ついにクラシック用のギターケースの中から合うのを見つけた。
但し、サイズは問題ないのだが、外装のヘンテコ具合には笑った。

その帰りに、新宿ClubドクターへフライデーOh!Oh!を見に行った。

2001.5.12
午前中、下北沢の近くまで来ていたので、用事を済ませてレコ探しにディスクユニオンに立ち寄った。11時15分に着くと、まだ開店前で、10人前後のレコード・ジャンキー達がぼんやりと待っていた。中には既に他のレコード店の袋を抱えている猛者もいる。
音楽は興味を持って聞けば聞く程、まだ聞いた事のない興味深い音楽の存在を知ることになる。何事も同じ事が言えるのかも知れないが。

この日は、ヤングブラッズ、トニー・ブラウン、ビリー・プレストン、マルコス・ヴァーリの4枚を買って帰った。

2001.5.7
今日は塚田直がうちに来た。
まずは、新入りのマーチンを紹介した。
塚田直に良いギターだと鑑定され、ひと安心。うれしかった。

今日は二人で、暫く歌っていない曲をおさらいしたり、新しい歌を作ったりした。
1曲出来上がった。
タイトルは 『 流れのテーマ 』

  誰もいない道の果てに
  待ち受けている君の歌さ
  重ねる月日がくれる
  重たい流れがテーマさ

  この隙間が見えるのかい
  そこを通り抜ける音に
  怯えて過ごす日々のあっけなさに...

2001.5.6
フライデーoh!oh!を見に、下北沢へ行った。
僕が子供の頃、一時期 世田谷区に住んでいた当時、
映画のチラシを集めるのが流行っていた。
僕は映画館に行かず、いつも友達からもらっていた。
近所の駄菓子屋に集っては、持ち寄ったチラシを交換したりした。
『同じものをたっぷり』というのに憧れて、人気のチラシ1枚を手放して、
同じもの何10枚とに交換するという愚行をしていた。
ある時、下北沢に映画館があると知り、友達と2人で出かけた。
映画は見ないけど、チラシだけくれないか? と、映画館のおやじさんに頼んだ。
『好きに持ってっていいよ』と快諾されたが、
ポルノ映画ではないが、芸術系ヌードの掲載されているチラシについては、
『これは、ちょっと君たちには... 』と言われた。が、結局もらった。
そんな風にして集めていたチラシも、ある時ふいに興味を失って、
学校でみんなにぜんぶ配った。
喜ばれた、というよりも、不思議がられた。
その頃の下北沢は、ただ映画館が1軒あるだけ。という印象だ。

2001.5.3
旭荘201を見に行った。
楽屋でくらごんの NEW OLDギター を弾かせてもらった。
先日、赤坂で二人揃って衝動買いした OLD MARTIN 。
くらごんMARTIN とは、約2週間振りの再会。やっぱりいいな。
今までどこにいたのだろう。
僕らのところに来てくれてありがとう。

2001.4.30 〜 5.2
伊豆へ行った。
沼津港でバスを降り、匂いに誘われて、さっそく出店でとんび焼きを立ち食い。
近くに食事処が並んでいて、その中の寿司屋で昼食。生しらすの軍艦を食べた。
野良と思われる猫を何匹も見かける。そこら中に干された鯵には無関心。
豊かな食生活がうかがえる。
宿に着いて、水揚げしたばかりの釜あげ桜海老を楊枝でつついて食べた。美味。
翌日は、近くのビニールハウスで完熟苺を腹一杯食べた。
苺の季節もそろそろ終わり、残りはジャムになるらしい。
苺畑のおやじさん曰く、日本で3本の指に入るというロールケーキを2本買った。
宿に着いて、さっそく1本たいらげる。
3日目、再び沼津港に降り立ち、まずはとんび焼きを立ち食い。
食事処で、ウニ鉄火丼と生桜海老とマグロの兜煮を食べた。

宿にて、朝夕、兄と温泉につかった。

2001.4.28
今日はビスタコ大介氏ゲスト参加のシャープ兄弟を見に、原宿クロコダイルへ行った。
老舗クロコダイルには何度か来ているが、いつもの如く、ゆったりとライブが始まり、ゆったりと進行。
演奏する側も、演奏を聴く側も、ゆったりしているように見える。
初めてクロコダイルに行ったのは、18歳だったと思う。
友達のバンドの演出を何故か手伝った。ドライアイスを用意した憶えがある。
その時、雑誌のアマチュアバンド特集で取材を受けた。メンバーでない僕も、近くの公園で写真を撮られた。
発売された雑誌を見た... 気がする。自分が載ってた... 気がする。
今となっては、僕の記憶は定かで無い。
クロコダイルも時を経て、機械でスモークが出せるようになっている。









ken emura